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特定非営利活動法人仙台・みやぎ消費者支援ネット(略称:セミコスネット)は、1977年発足の消費者団体です。
特定非営利活動法人仙台・みやぎ消費者支援ネット(略称:セミコスネット)
セミコスネット設立趣旨
ESTABLISHMENT
NPO法人として
現在の社会は、未曾有の質的・構造的変化を経験していることについては、もはや他⾔を要しません。⾼度な産業技術の展開、情報通信技術の進歩、IT化、少⼦⾼齢化、そしてグローバル化やサービス化等の波が⼀気に押し寄せるなか、市⺠の⽣活環境やライフスタイルは、急激に、しかも⼤きく変容しています。また、環境問題が深刻化するなど、循環型社会の構築に向けて、⽣活のあり⽅にも反省がせまられています。平和で豊かな⾃然環境と、⽂化や伝統、美しい地球を後世に引継いでいくことは、私たちの義務であろうと考えます。
劇的な社会構造の変化の中で、消費者の⽣活環境や取引環境も複雑・多様化し、これにともなう消費者トラブルもまた、年々増加傾向にあります。市⺠の⽣命・健康・安全を脅かす消費者被害は後を絶たず、不⼼得な事業者による問題商法は、ますます巧妙かつ悪質化しています。同時にクレジット社会にあって、多くの多重債務や⾃⼰破産者が現れるなど、深刻な状況にあります。
私たち市⺠には、健康で⽂化的な⽣活を営む権利が憲法によって保障されているだけでなく、消費者基本法によって、消費⽣活における基本的需要がみたされ、その健全な⽣活環境が確保される中で、⽣活の安全、商品・サービスについての合理的選択の機会が確保され、消費者にとって必要な情報・教育の機会が提供され、その意⾒が政策に反映され、被害から適切かつ迅速な救済を受けることが「消費者の権利」として認められています。しかしながら、経済社会の進展の中で、情報⼒・交渉⼒において劣位にある消費者個⼈にとっては、そのような権利を実現することは、必ずしも容易ではありません。
わが国では、⾏政機関・消費者団体・消費者問題に関する学識経験者・弁護⼠会などが、それぞれの⽴場で、消費者の権利を擁護し、消費者を⽀援するため活動しているところではありますが、より有効に消費者問題に対処し、さらなる消費者の権利の擁護・⽀援を図るには、これらの個⼈や団体の⼒を結集し、国内外の幅広いネットワークを構築して、その情報を共有しながら、活動を展開していくことが必要です。また、真に実⾏性のある消費者被害の救済のためには、消費者団体訴権の担い⼿としての機能をもつ団体を作り出すことも必要となっています。
「仙台・みやぎ消費者⽀援ネット(略称:セミコスネット)」は、以上のような社会的ニーズに応えるべく、これに賛同する⼈々や団体に広く結集を呼びかけ、ここに新たなネットワーク拠点となる市⺠活動団体を構築し、構成員のみならず⼀般市⺠に⽀えられて、共に活動していく特定⾮営利活動法⼈(NPO法⼈)を設⽴するものです。
消費者の8つの権利
● 安全の権利
● 知らされる権利
● 選ぶ権利
● 意⾒が聞き⼊れられる権利
● 救済を受ける権利
● 消費者教育を受ける権利
● 健康的な環境を求める権利
● すべての貧しい消費者にも⽣存が保障されるような基本的物資やサービスが得られる権利
消費者の5つの役割
● 批判的自覚を持つ
● 自分の行動が環境に与える影響を自覚する
● 自分のしていることが力のない貧しい人に与える影響を常に考える
● 正しいと信じることを主張し行動する
● 消費者として連携し組織をつくること
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設立趣旨
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連絡先
特定非営利活動法人
仙台・みやぎ消費者支援ネット
(略称:セミコスネット)
〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町4-1-3
仙台市市民活動サポートセンター
7階 ブース6
※ 郵便・FAXのご送付の際は
[レターケース86番]
とお書き添えください。